テニスラケットの代表的なメーカーについてまとめています。
・それぞれのメーカーのラケットの特徴が知りたい
・今後のラケット選びに役立つ情報が欲しい
・どのメーカーのラケットが自分に合うかが分からない
上記に該当する方は必見です。
目次
日本国内で主流のテニスラケットメーカー
メーカー名 | 公式ページ |
---|---|
Babolat(バボラ) | https://www.babolat.com/jp/tennis.html |
Wilson(ウィルソン) | https://jp.wilson.com/pages/tennis |
YONEX(ヨネックス) | https://www.yonex.co.jp/tennis/ |
HEAD(ヘッド) | https://www.head.com/ja_JP/tennis.html |
Prince(プリンス) | https://princetennis.jp/ |
DUNLOP(ダンロップ) | https://sports.dunlop.co.jp/tennis/ |
Tecnifibre(テクニファイバー) | https://www.tecnifibre.jp/products/tennis_racket/ |
TOALSON(トアルソン) | https://store.toalson-sports.com/ |
上記の8社以外にも様々なメーカーがテニスラケットを開発しており、多種多様なラケットがあります。
テクニファイバーやトアルソンに関しては、ここ最近で活躍する使用選手が増えたことで注目を集めているメーカーです。
いずれのメーカーにも、多くのユーザーが長年愛用している人気モデルがあります。
主要メーカーのラケットの特徴について
それでは、それぞれのメーカーが制作するテニスラケットの特徴について見てみましょう。
Babolat(バボラ)のテニスラケットの特徴
バボラは大人気モデル「ピュアドライブ」「ピュアアエロ」を手掛けており、多くのプロ選手も愛用している人気メーカーです。
黄金スペックのモデルが多く打球感も心地よく、国内でも初心者から上級者・競技者レベルまでの幅広いプレーヤー層が使用しています。
バボラのラケットの特徴として、ガットとラケットの間にゴム素材を装着してインパクトをサポートする「ウーファーシステム」を取り入れている点が挙げられます。
ウーファーシステムのお陰でパワーアシスト性に優れており、腕力が無くても簡単にボールを打つことが可能です。
バボラのラケットについての詳細は、Babolat(バボラ)のテニスラケットについて【特徴や人気シリーズについて解説】をご覧ください。
Wilson(ウィルソン)のテニスラケットの特徴
ウィルソンは国内外問わず多くのプレーヤーが愛用するアメリカのメーカーで、ロジャー・フェデラーや錦織圭等のトッププロも使用しています。
ウィルソンのラケットの特徴は、「打球感が柔らかくコントロール性に優れている」という点です。
ストロークでも簡単に打ち負けず、ネットプレーでの操作性にも長けているため、オールラウンドなプレーに適しています。
人気シリーズである「ウルトラ」「クラッシュ」「バーン」「プロスタッフ」は国内でも見かける機会は多いです。
ウィルソンのラケットについての詳細は、Wilson(ウィルソン)のテニスラケットについて【特徴や人気シリーズについて解説】をご覧ください。
YONEX(ヨネックス)のテニスラケットの特徴
ヨネックスは日本のメーカーで、国内では西岡良仁や大坂なおみ、島袋将、海外でも多くのプロ選手が使用しています。
ヨネックスのラケットの大きな特徴は、フェイス面が「アイソメトリックス構造」というシステムを採用した関係で長方形のような形をしている点です。
このアイソメトリックス構造により、ボールに伝わるパワーが最も大きいスイートスポットの面積が広く、少し芯を外しても力強いボールが打ちやすくなります。
楽にボールを飛ばせる「Eゾーン」シリーズや、回転をかけやすい「Vコア」シリーズは特にユーザーが多い人気モデルです。
ヨネックスのラケットについての詳細は、YONEX(ヨネックス)のテニスラケットについて【特徴や人気シリーズについて解説】をご覧ください。
HEAD(ヘッド)のテニスラケットの特徴
ヘッドはオーストラリアに本社を構えるメーカーで、世界でもノバク・ジョコビッチをはじめとする多くの選手が使用しています。
ヘッドのラケットの特徴としては、フレームが硬いモデルが多く、打ち応えのある硬い打感が挙げられます。
ラケットのスペックもモデル別に細かくタイプが分かれているため、ヘッドの中でも自身にフィットするラケットを選びやすいです。
他メーカーのモデルと比較して飛びすぎないため、しっかりラケットを振り切って、重いボールを打ちたいプレーヤーはヘッドが適しています。
ヘッドのラケットについての詳細は、HEAD(ヘッド)のテニスラケットについて【特徴や人気シリーズについて解説】をご覧ください。
Prince(プリンス)のテニスラケットの特徴
プリンスは2004年のマリア・シャラポワの活躍をきっかけに、一時期は世界シェアNo.1も獲得したアメリカのスポーツメーカーです。
プリンスのラケットの特徴としては、「ラケットのラインナップが豊富である」という点で、他のメーカーでは取り扱いのないレアなスペックのモデルも販売しています。
プリンスを代表する人気ラケットは「ビースト」シリーズです。黄金スペックでユーザーの志向別に複数のモデルがあり、男女問わず幅広いプレーヤーに適応できます。
プリンスのラケットについての詳細は、PRINCE(プリンス)のテニスラケットについて【特徴や人気シリーズについて解説】をご覧ください。
DUNLOP(ダンロップ)のテニスラケットの特徴
ダンロップは車のイメージが強いですが、テニスラケットも開発しています。一時期は名義を「スリクソン」に変更していましたが、2019年以降は「ダンロップ」名義に戻っています。
ダンロップのラケットは、「身体への負担が少なく柔らかい打感」をコンセプトにしており、マイルドな打感と面の安定性に長けているという特徴があります。
名義を変更していても上記のコンセプトは一貫しており、パワー・コントロール・回転のかけやすさのバランスも良く、一般プレーヤーが扱いやすいモデルが多いです。
Tecnifibre(テクニファイバー)のテニスラケットの特徴
テクニファイバーは元々ストリング(ガット)の領域で様々な商品をリリースしていましたが、最近では「ラケットメーカー」というイメージも定着しつつあります。
トップ選手であるダニール・メドベージェフも愛用するテクニファイバーのラケットは、、「シリーズ毎に専門性が明確であるため、ラケットが選びやすい」という特徴が挙げられます。
デザインも斬新なモデルが多く、女性専用シリーズも手掛けているという点も他社にはない特徴かと思います。
いずれのモデルもラケットスペックとしてはバランスが良く、好みに合うラケットを見つけやすいです。
TOALSON(トアルソン)のテニスラケットの特徴
トアルソンは日本国内のみで事業展開しているラケットメーカーで、2020年前後から徐々にユーザーが増加しています。
トアルソンのラケットの特徴は、いずれのモデルも「振動吸収性に優れており、打感が柔らかく楽にボールを飛ばせる」という点です。
他の主要メーカーと比較するとラインナップの豊富さでは劣りますが、身体への負担が少なくパワーの面でも簡単には打ち負けない安定感があり、日本人に適しているラケットと言えるでしょう。
【まとめ】試打してみて、好みや感覚に合う1本を見つけよう
テニスラケットはフェイスサイズやフレームウェイト等、数値的な要素は同じでも、コンセプトや製造方法はメーカーによって様々です。
本記事で紹介した8社以外にもテニスラケットの開発を手掛けているメーカーが存在しますが、情報量が少ないため、基本的には主要メーカーの中から選んだ方が安心感もあります。
・どのようなプレースタイルを目指すのか
・どんなショットを打ちたいのか
・どんな打球感が好ましいのか
・自分の技術で扱えるかどうか
上記4点を意識しながら購入する前に試打してみて、最も理想に近い最高の1本を選びましょう。
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