練習しているのにテニスが上達しない方必見!殻を破るための「意識改革」とは?

         サーブを打つ男性

「練習しているのにテニスが上達しない」
「テニス歴と実力が比例しない」

上記のようなお悩みを解決するために、今回は「殻を破るための意識改革」についてお伝えします。

テニスはちょっとした意識の考え方1つで劇的に上達するスポーツです。ぜひ、テニスの上達に伸び悩んでいる方は本記事でお伝えする意識改革を実践してみてください。

テニスが上達しない理由は?

テニスで悩む少年
一生懸命練習していても思うようにテニスが上達しない理由としては、主に以下の2つが挙げられます。

・課題意識を持っていない
・真面目に取り組みすぎている

課題意識を持っていない

テニスを上達させたいと言っても、技術レベルを改善するための課題は人によって様々です。

課題意識を明確にしないまま、何となくボールを打つだけでは練習時間と実力は中々比例しません。

・何となくボールを打っている
・好きな練習しかしない
・重要な課題と向き合わない

テニスを好きな気持ちもとても大切ですが、上達させるためには課題意識も同等以上に大切な要素と言えるでしょう。

真面目に取り組み過ぎている

基本的に努力は嘘を付きませんが、正しい努力でなければ一生懸命取り組んでいるにも関わらず、いつまで経っても上達しない場合もあります。

特にテニス歴が長い一方で技術レベルが中級程度で留まっている方は、テニスが好きで真面目な方が多いのではないでしょうか。

・youtubeでレッスン動画を観て勉強する
・プライベートレッスンを受ける
・毎週欠かさずコートで練習する

上記はテニスを上達させるための取り組みとして素晴らしいですが、真面目に取り組んでも空回りしてしまう可能性があります。

真面目に一生懸命練習しているのにテニスが上達しないのは苦しいですし、諦めないのであれば何とかしたいと思うはずです。

テニスの殻を破るための意識改革とは?

ラリーする男性
では、テニスの上達に伸び悩んでいる方が殻を破り、1ランク上のステージに進むには具体的にどうすればいいのかを考えてみましょう。

今回は殻を破るための意識改革として以下の3点について解説します。

・常に課題意識を持って練習する
・自分に期待しない
・ダメな時こそ難しく考えず、適当に打つ

常に課題意識を持って練習する

テニスを上達させるためには、課題意識が不可欠です。

・何が原因でミスしているのか?
・どのようにすればミスが減るのか?

自身のテニスの現状を把握し、ミスをする・上手く打てない原因と向き合い、試行錯誤を積み重ねることでテニスは上達します。

注意点としては、課題意識は明確且つ徹底して向き合いながら練習する必要があるということです。

・漠然とした課題意識で練習しない
・一度決めたことはしっかりやり切る
・一時的にミスが増えても途中でやめない

新しい打ち方や技術を習得するためには、無意識でも実践できるようになるまで継続的に練習を繰り返す必要があります。

自分に期待しない

ミスをして自分にイライラしてしまうのは、自分に期待しているということです。

「自分はもっとできるはずなのに」
「こんなミスをするなんてありえない」

ストレスが溜まればテニスもつまらないですし、集中力も欠いてしまうため、自分に過度な期待を抱かない方が楽になれるかと思います。

・ミスをしても仕方がない
・ナイスショットを打てたら素直に喜ぶ
・調子が良い時もあれば悪い時もある

最初から自分のテニスに期待を抱かなければ、ミスをしてもメンタルは不安定にならず、ナイスショットを打つことができれば素直に喜ぶことができるでしょう。

ダメな時こそ難しく考えず、適当に打つ

運動とは本来、感覚的に行うものです。

人並みに自転車を乗りこなせる人が、ペダルの漕ぎ方やハンドルを切るタイミング等について難しく考えることは中々ないかと思います。

テニスにおいても同様で、上級レベルのプレーヤーはフォームや打ち方について細かく考えながらプレーすることはほとんどないと言えるでしょう。

「テイクバックはヘッドの角度を…」
「打つ時に膝を曲げて…」
「インパクトの時に左手を…」

技術レベルにもよりますが、テニスボールは時速50〜100km以上の速度で飛んでくるため、考えている間にボールが来てしまい、振り遅れてしまいます。

課題意識は持ちつつも、実際にボールを打つ時は決して難しく考えず、気楽にプレーしましょう。

調子が悪く「何を意識しても上手く打てない」という場合は、一度諦めて適当に打ってみるのも有効です。

【まとめ】課題意識は持ちつつも、肩の力を抜いてテニスを楽しもう

今回はテニスが思うように上達しない方が、殻を破るための考え方について紹介させて頂きました。

・明確な課題意識を持って練習する
・自分に過度な期待を抱かない
・難しく考えず、調子が悪い時は適当に打つ

テニスを上達させるために向き合うべき課題意識は持ちながらも、難しく考えず肩の力を抜いて、良い意味で適当にテニスをしてみるのも良いと思います。

真面目な人ほど「一生懸命練習しているのに上達しない」という悪循環に陥りやすく、気持ちが空回りしてしまうかもしれません。

調子が悪いときは一度考えることをやめて、あえて何も考えず適当にテニスしてみることで、突破口が開くことも起こり得ます。

ぜひ、テニスの上達のためのきっかけにして頂けますと幸いです。